2014年06月23日

二年

こんばんは。

ワインの誘引・除草もだいぶ進んで
圃場がバビっとしてきました。
一体どこの農園だ!?ってくらいです。
いまだけ。

アオムシ.JPG

成長量が十分になってきたので、
虫の被害よりも、
高湿による病気の被害の方が問題になると判断し、
一斉除草をしました。

誘引虫に観ていると、
ワインにもアオムシみたいのも、けっこういますね。

つぶしても切りがありませんが、
殺虫剤よりはマシかと思って、採って(つぶして)います。

〜〜

そして、今日は小樽からKさんが救援に駆けつけて下さり、
モモの袋かけがもう殆ど終わりそうな処まで
来ております。
昼ご飯のイカめしと素敵クラッカーと共に、
感謝!

〜〜

余市へ来て、二年と二ヶ月あまりが経ちました。

最初の年、5月あたまに手伝いに来て、
「いいとこだね〜、フェスやりたいね〜!」
と言って、ほんとにたった二ヶ月で
フェスを形にした一人の友人が
先週金・土に来てくれました。

「ずいぶん変わったね〜」
と言われ、
ワインの誘引をしながら、二年を振り返っていました。


2年前の春、私は住み込みボランティアとして
余市にやってきました。

あの頃、果樹以外のはたけは
今、煉瓦ブロックが置いてある、
家のすぐそばの処にイチゴが植わっていただけで
あとは草刈りをするだけの空きスペースでした。

そこを、石をどけ埋まっていた鉄パイプを掘り起こし
手押しの耕耘機で何度も轢いて耕し、
少しずつはたけにしていったのでした。

トラクターがなかったので
耕耘深度は浅く、
最初のダイコンは地上に出た部分の方が多かったくらいです。


果樹の作業は、
4月末に色々と現状が明らかになり、
やる内容もタイミングも、所要時間も全く分からずとも
とにかくすべて引き受けることになりました。

いくら会員さんが週に一度3、4名で通って下さっていても
あのときの気持ちを共有できるひとはいなくて、
気持ちはすっかり独りっぽっちでした。


森林の知識をなんとか活かそうと
樹木と向きあうべく努力をしましたが、
毎日がただひたすら過ぎてゆき、

信州時代に満喫していたように、
はたけがたのしいものだ、ということを
すっかり忘れていました。

刈払機も耕耘機も使うことができなかった当時。

果樹たちが病気になり、
喰われ、
こじけている様を観ても、
なにもできずにいる自分が情けなくて
彼らに申し訳なくて
めそめそ、ぽろぽろ、
明けてからとっぷり暮れるまで
作業に追われました。


あれから、二年。

住む人が2名増えました。

やさい畑は10倍近くに増えました。

遠距離から、近くの街から、
応援して下さる方が出てきました。

農園の柱をブドウに設定し、
立派すぎるほどのロゴを付けた
ジュースを作るまでになりました。

サクランボを少しずつ伐り、
農薬がなくともそこそこ育つ、粗放的管理が可能な
ナッツ類に植え替える計画を立てました。

・・・

手を抜くところを設定し、
このときにはこれをやる!というものを
上手にこなし、
少しずつめりはりが出てきましたようです。

たった二三回やったところで、何が言える?と言われると
土そだてや種取りでの選抜もまだまだです。


そして、毎日そんなにおだやかに
はたけに立てていないのも
たしかです。


でも、友人に言われたとおり経営の視点が入ったり、
地域の関係性ができてきました。

特に後者は、かけがえのないものです。
彼らが居なければ、
今、私がここで職業を農家とすることはなかったでしょう。

ここで生きてゆくと決め、
家族で邁進する人たちの、
生き方のかがやき。
価値観の共鳴。

どれだけお礼を言っても言い切れない、
感謝と敬意を以て、
彼らと向きあいたいと思います。


石の上にも三年。
少しは温まったでしょうか。
そう、今年が三年目です。

日々考えつつ、
シーズンが終わってから、じっくり話して
今後のことを決めていきたいと思っています。

振り返る機会を、ありがとう。
今年も手さぐりフェス愉しみましょう!
タグ:労働 搾取
posted by こはるん at 23:03| 北海道 ☔| Comment(0) | 想い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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