2017年09月03日

タネ採りの季節

静かな闇に虫の声が涼しげな夜です。
台風は何とかかすらずに通過してくれたようで何より〜


しっかり乾く日が少ないのに、
処暑にはもう露(霜ではなく!)が降り始めてしまうという
なんだか色々と心配な北海道の秋の始まりです。

そんな中、なんとか雨の合間を縫って
梅が干し上がりました。

0823梅干し日和.JPG

今年の梅も、夫の親方の処から分けて頂いて漬けました。感謝!


実は今年のシソは、1粒も蒔かずに賄うことができました。

昨年の1株から天然下種更新で沢山出た株を移植し、
20株ほどが大きく育ってくれたのです。


昨秋はいつもなら種取りを一斉にやっている10〜11月に
出産を迎えてしまったので、
どたばたしていてナス科シソ科の採種は全滅!

春の拾い種と天然下種更新に懸けていました。
大事にしていた加工専用トマトのメサピコF5も無事確保し、
ほっとしています。


外国産の、いつ採種したかも分からないような種子は
発芽力に非常にバラツキが有ります。
1袋全部出ない、などということがままあるので、
特にシソ科とセリ科は、自家採種に限ります。

採らずに、下種更新してくれたら楽なので
苗立て不要の種はうまく圃場をデザインして
自己完結型にできたらいいなぁ〜


(自家採種について、野口種苗さんの記事がとても参考になりましたのでリンクしておきます)
タネが危ない!わたしたちは「子孫を残せない野菜」を食べている。

アブラナ科は8月に全て採種済、
ニンジン、パセリは残り半分、
シソ科は10月になるでしょうか。

昨年失敗のズッキーニは既に数キロになりましたが、
ナスとキュウリは採種候補生を喰ってしまったので、振り出しに戻る…
間に合うかしら。
ちゃんとマーキングしておかねば…!

9月に入ると格段に成長速度が落ちるので、
オタオタしていると種子の登熟を待たずに
霜が降りてしまいます。

8月になってやっと夏野菜の収穫が始まったと思ったら
すぐに採種の支度。
北海道の夏は束の間です。
(個人的にはトマトが採れる遙か前、夏至には寂しい氣持ちが始まっています)
posted by こはるん at 21:38| 北海道 ☔| Comment(0) | はたけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月06日

種蒔きの季節

相変わらず、家に留まることができず、
ドタバタと過ごしております。

先週末は、夫実家で田植えがあり
お邪魔してきました。

あいにくの天氣ながら、うまくチビさんを寝かしつけ
15分おきに生存確認に家へ車へ戻りながら私も少しだけ参加できました。
全くの戦力外ですが、
私はやっぱり泥に触れる時間が好きです。

田んぼの氣もちよさは、格別ですね!

週末は登小のご家族、
昨日は余市で同じく子連れの友人も参加してくれ、
参加者としては楽しく過ごさせて頂きました。
曲がったところは…ごめんなさい!

〜〜

毎日、何か蒔いています。
草かんむりに、時
蒔くという字が好きです。
(ふと思い出しましたが、信州にあった寂蒔という地名はどんな由来だったのでしょう)

0606はたけ.JPG

大変狭い畑ですが、すぐに歩き回れるので
以前よりずっと管理できています。

一度に沢山は採れませんが、
収穫ロスも大変少ないです。

高遠紅大豆と在来種インゲンが、
マリアちゃん(カラス)とタネバエに大方やられたこと、
ウリハムシモドキにヒマワリちゃんをペロリングされてしまったことなど
色々ありますが、めげずに蒔き直しです。

〜〜

最近ワクワクしていること
・日々変化する散歩風景

0520ドロノキ.JPG
ドロノキ、立派でしょう!
航空学校の下です。

山ではニセアカシアだけが枯立木のようでしたが、
5月末で出揃いました。


・空のヒバリ探し
なかなか、ぱっと見つけられません。

・海浜植生の同定

0606ハマニガナ.JPG
今日、初めて開花を確認!
ハマニガナ〜

0606快晴シリパ.JPG
余市も負けじと積丹ブルーに近い色になります。
もうちょっと晴れたら。

・裏の崖の植物観察
(堀取りは趣味でないので、
願わくばタネとりして花も生やしてみたいな〜)

〜〜

チビさんと共に過ごすことは、それ自体が大切なしごとと
あたまではわかっていても、
これからの畑のことやワインのことを勉強したい氣持ちが焦りに変わり
連れ合いからも世の中からも、置いて行かれているように感じてしまうことが
ふと、あります。



すぐに芽が出ないタネもあるでしょう。
全てがすぐに収穫できるものでもないでしょう。

けれども、種を蒔き、
じっくり待てる(勿論、最低限のできうる環境整備はした上で)
ひとでありたいなぁーと思うこの頃です。
posted by こはるん at 16:14| 北海道 ☔| Comment(0) | はたけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月21日

逡巡しながらはるしごと

こんばんは。

いつもは晴れやかに手を動かして一年を楽しく描く4月。

けれども今年は
色々と考えねばならないことが多くて、
今日の天気のように、毎日ぱっとせずもやもやと
逡巡しながら過ごしています。

311があってからの、
信州で迎えた春ととても近い気持ちです。


精神的な崩れがすぐにギリギリの身体にくるので
ブドウの収穫が終わるまでは気を抜いてはならぬ!
と思って、なんとかシャキっとに努めます。

悩んでいても始まらぬ!
しゃー!


〜〜

今行っている作業は、生食用ブドウの棚上げです。

「棚上げ」
=とりあえずよけておく、というものではなくて…
一年間にどういう方向で木を仕立てるのか考えながら、
ブドウの幹や枝を地面から起こして棚に結束していく作業です。

幹はすでに上げてあるので、
枝同士の関係性をよく見ながら
どこへ振って結ぶか
枝を持って考えるのに、時間を少し。
そして、慎重に引っ張って棚の番線がクロスするところで
縄を結ぶのに、また少し。

単純作業の場所もあるのですが、
全部で数千箇所の結束をするため、
それなりの時間が掛かります。

生食ブドウ冬芽2w.jpg

でも、少しずつ芽が膨らんできているし、
他の作物たちも今か今かと作業を待っているので
さくさく参ります。

〜〜

ワインブドウのジュースが、
昨日発売のカイ本誌に登場しました。
掲載ありがとうございます!
→カイ最新号のご案内


明日、ようやと澱引きジュースの引き取りに参ります。
どんな仕上がりになっているか、お楽しみに。
今日掘り起こした、なまらちゃんこい雪の下ニンジンと共に、
24日のマルシェに持参します!

2015年4月24−26日(私は24日のみ出店)
マルシェドゥグルニエ

会場:
アトリエモリヒコ Plantation(白石区菊水8条2丁目1−32)
開催時間:
24日15−22時(17−22時まで余市ハル農園出店します)
25日11−19時
26日11−18時

会場で、お待ちしています〜☆

posted by こはるん at 23:12| 北海道 ☔| Comment(0) | はたけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする